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    平成27年7月22日
スクープ・ブランシスコ、Gallery Classにて展示


スクープ・ブランシスコがGallery Class、奈良、にて展示した。

「ハッキリ言って、いっぱいいっぱいでした」 ブランシスコ氏は語る。

「新規アイディア、新規材料、新規工法・・・あまりにも挑戦の度合いが大き過ぎたかなと。
時間と自分との闘いだったね・・・結果的に周りの人々にも多大な迷惑を与えたのだけど・・・。」

ブランシスコ氏は眉にシワを寄せた。

「それでも、挑戦の度合いが大きいからこそ、やり甲斐があったのかも。
何でもかんでも順調満風に進んでも面白くない。私が求めるのは、想定外な出来事と葛藤、そして発券だ。」

発券・・・?

世界というものは、解らないことだらけだ。
全てを解ったつもりでも、実は何も解っていない。
どんなに歳を取って、経験を積んでも、それは言える。
世界は広い。
時は膨大だ。
挑戦し続けることで、人は成長し続ける。
世界は広がり続ける。







平成26年8月14日
スクープ・ブランシスコ、メキシコ、アグアスカリエンテスにて展示


スクープ・ブランシスコがメキシコにて展示した。

この背面展示会も長い。
いったい何回実施すれば気が済むのだろうか。

「知らないよ。一生じゃない?」ブランシスコ氏は語る。

これまで、国内外で何度も実施してきた背面展示会。
ブランシスコ氏が思うこともあるだろう。

「知らないよ。もう疲れたよ」氏は続ける。 

「何度実施しても終わらない。世界は変わらないんだ。
 いつかは私の意図が伝わればと思う・・・でも、駄目なんだ。
 もうプールにでも突っ込みたくなるよ。」  







平成26年5月24日
スクープ・ブランシスコ、Eito Eikoにて展示


スクープ・ブランシスコがEito Eiko, 東京,にて企画展「ランゲルハンスの器」に参加した。

2006年に現総理の安倍晋三氏が掲げたスローガン「美しい国、日本」。日本の美しさは一体どこにいったのでしょうか。この展覧会では、6名の作家の作品からこの国の物語を紡ぎだし、未来へ向かう道のりの半歩先を考えます。 赤瀬川原平(1934年生まれ)の「宇宙の缶詰」から想起し、飛行維持装置と名付けられた青秀祐(1981年茨城県生まれ)の「FSS TYPE F」では、作品内部の風洞を小さな折り紙飛行機が止まったまま(固定されたまま)飛び続けます。飛行機のメカニズムを反転し、空を封じ込め、駆動部分をむき出しにさらしたフォルムは、鑑賞者が小さな折り紙飛行機に念を込めて搭乗することにより、居ながらにして空中を飛ぶ感覚を味わうことを促します。 島本了多(1986年東京都生まれ)は、陶芸家・現代美術家の中村錦平(1935年生まれ)によって見出された作家です。代表作のひとつ「しらない言葉の百鬼夜行」は、日本がたえず接触し吸収してきた異国文化との摩擦をテーマに、外来語に対する意識をモンスターとして具現化し、恐怖や憧れ、偏見や差別といった感情をグロテスクに、ときにユーモラスに映し出します。 自身が撮影した風景をもとに、現代人を文字通り裸にする谷井隆太(1979年兵庫県生まれ)の試みは、写真と絵画の関係を解体し、同時に現代社会の枠組みのもろさを露わにします。逆にニッポリーニ(1963年東京都生まれ)は、父と子の関係を軸に、切り取られた時間が時を経て新たな価値を獲得するという写真の特性を計算した、歴史と意味が乖離しまた別の顔を持って出会う作品「アンクル佐藤」を発表します。 携帯電話を素材にした作品を発表してきた橋本悠希(1988年愛知県生まれ)による、スマートフォンをベースにしたシリーズは、最新のテクノロジーに依存し翻弄される人びとをとらえます。 埼玉県で生まれ、日本と米国を往復しながら育ち、サンフランシスコとハワイで美術を学んだスクープ・ブランシスコ(1979年生まれ)。作品を背中に背負うことによりあらゆる場所で個展をひらくパフォーマンスでドクメンタに赴き、一昨年は富士山頂展を成功させた彼の行為は、制度や規則に対するアイロニーにあふれています。 本展は全体を「不可能に挑戦する」「不屈の精神」「日本の心」の三つのセクションに分類し、この国の美観を問い直します。







平成26年4月30日
スクープ・ブランシスコ、“Kelseyvilleの長い夜”と“ドイツ紀行 第1章”をアップ


スクープ・ブランシスコがようやく"Kelseyvilleの長い夜""ドイツ紀行 第1章"をアップした。

「人生50年、そろそろ振り返る頃かな、と思っています。」 ブランシスコ氏は語る。

それにしても、ここに来て、言葉の表現である。ほんの7、8年前までは言葉を嫌い、書かず、語らず、画のみで表現してきた人間が・・・何か、大きな心境の変化があったのだろうか。

「私は変わっちゃいない。何も変わっちゃいないんだ。変わったのは、世間だ。私は何も悪くない。責めるなら、世間を責めてくれないか。」
ブランシスコ氏は眉にシワを寄せた。

ちなみに、"Kelseyvilleの長い夜"はSatoshi Takahira氏とのコラボ作品となる。

「本人の了承?それは勿論、勿論でしょう。」
ブランシスコ氏は語る。

「まあ、こんなマイナーなサイトだしね。それはまあ、うん、アレだよ。」






平成26年4月29日
スクープ・ブランシスコ、1年の目標を設定


皆様、新年明けましておめでとうございます。
本年度も何卒、宜しくお願い致します。
もう4月も終わるとこじゃねえかとか辛い意見はさておき、4月と言えば、1年の目標を設定する時期です。

「私の今年の目標・・・それは、ズバリ、30個作品を作ることです。」
ブランシスコ氏は語る。

今までの活動において、こういった“数字”で明確に目標を掲げられたことは無かった。
珍しいと言えば、珍しい。

「この世は、全て数字よ。」ブランシスコ氏は語る。
「もう、曖昧な表現は止めたいと思っています。今年は、30個作れるかどうか。質とかはどうでも良い。12月31日に総括します。30個に達することができたら勝ち、未達なら負け。シンプルにね。」氏は続ける。 
「負けるということは、とどのつまり、そういうこと。私も良い歳なんでね、責任感を持った発言をね・・・少なくとも、これだけは言わせて下さい。30個作れなかったらどうにかなるとか、それはもう、私の中では何と言うか、大きい様な小さい様な、そもそもレヴェルが違うというか、どうでも良い様で良くはなく、どうしてもエンヤコーラと、何かが変わると言えないこともなくはないと思えればそれはそれでよく分からないと言わざるを得ない様で断定できないフワフワした感じだと思いたい。」  







平成26年4月28日
スクープ・ブランシスコ、インドネシア・スラバヤにて展示


2013年、12月6日、スクープ・ブランシスコが「背中展」をインドネシア・スラバヤにて開催した。

ひび割れた大地、噴出し続けるガス、広がる地平線の前にて、映える背中・・・だが、特筆すべきは、その開催日だろう。
昨年12月って4ヶ月以上も前のこと!?どこがどう“ニュース”なのだろう。

「いや・・・4ヶ月前なら、ギリギリOKじゃない?」ブランシスコ氏は語る。
「もう勘弁してよ、本当に。ちょっと言い訳を言わせてもらうと、この4ヶ月は

1.サイトのサーバーが落ちていた
2.食べる間もないぐらい、忙しかった
3.記憶喪失だった

って感じでさ。もうどれでも良いよ。どれでも好きなの選んじゃって」

サイトを更新できなかった原因が何だったのか、
どの言い訳を選ぶのが最適なのか、
とか、実はそんなことはどうでも良い。

大事なのは、自分の弱さを認め、問題があれば、絶えずそれを良くしようと努力することだろう。
人生は、何回でも、いつからでもやり直しが効くのだから。







平成26年4月27日
スクープ・ブランシスコ、ハワイ・オアフ島にて展示


2013年、6月17日、スクープ・ブランシスコが「背中展」をハワイ・オアフ島にて開催した。

常夏のビーチ、青い空の下、青い海の目の前にて、映えるその背中・・・だが、特筆すべきはその開催日だろう。
昨年6月って10ヶ月以上も前のこと!?どこがどう“ニュース”なのだろう。

「世界は私が考えているより、ずっと早く過ぎているみたいさ。」ブランシスコ氏は語る。
「もう、“ニュース”に拘ることもないんじゃないですか。“ニュース”じゃなくて“出来事”にしますか?サイト内の単語を変えるなんてちょちょいのちょいですよ?」
半ば、半ギレしたかの様に、ブランシスコ氏は呟いた。

“ニュース”であるとか“出来事”であるとか、そんなことは、実はどうでも良い。
大事なのは、何事も、驕らず、怠けず、誠実に、真摯に、根気強く継続することだろう。
継続こそがちからなり、だ。









 
 
 
 
 
 
 
 
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