平成22年1月26日 スクープ・ブランシスコ、TSAを解散させる
スクープ・ブランシスコがTSA(チーム・ソーバー・アーティスト)を解散させた。TSAとはアルコールやドラッグ、そして劇的感情を放棄した芸術家集団である。
「やっぱり無理があったね。」ブランシスコ氏は語る。「無意味なものは、終わらせるしかない。」
結局、TSAとは何だったのか。これまでどの様な活動をしてきたのだろうか。
「ひたすら“しらふ”の状態を保つこと・・・まあ、少なくともその状態でいられる様に努力したかな。ところが芸術家ってのは基本的に自由主義なものだからね。規則でがんじがらめにされのを一番嫌っているのさ。そんな彼らに“しらふ”の状態であることを促す団体なんて成りたつはずが無い。TSAという団体自体の歴史、一緒に過ごしてきた時間や乗り越えてきた困難を思えば、解散するのは本当に残念に感じるけどね。でも、きっとそれぞれがそれぞれの道を歩きだす時なんだと思う。」
それでは、将来的に再結成の可能性はあるのだろうか。
「そうだね。」ブランシスコ氏は語る。「今の時点では何も口約束はできないけど・・・考えようによっては不可能なことじゃない。何でも可能さ。」
平成21年12月25日 スクープ・ブランシスコ、TSAを結成する。
スクープ・ブランシスコがTSA(チーム・ソーバー・アーティスト)を結成した。TSAとはアルコールやドラッグ、そして劇的感情を放棄した芸術家集団である。
「失敗から十分に学んだのさ。」ブランシスコ氏は語る。「だからこそ今がアクションを起こす時・・・時は来たんだ。」
TSAは何なのか。これからどの様な活動をしていくのだろうか。
「“しらふ”でいることさ。」
・・・それだけ?何か“しらふ”でいることの特別な理由、もしくは手段はあるのだろうか。
「いや、ただ単純に“しらふ”でいるだけ。それが全て。難しい意味はまったく無い。別に我々は特定の人を挑発したりステレオタイプに挑戦しているわけじゃない。ただ24時間機敏で集中力を保ちたい、そういった芸術家が集まった・・・それだけのこと。“しらふ”でいること、それが答えなんだよ。」
現在、TSAのメンバーにはアノン・ニマス、ジム・ベーカー、桑原光弘、サム・ガイアン、ジャスタン・パーソン、そしてトム・フィスシャナルがいる。
平成21年12月18日 スクープ・ブランシスコ、飲み過ぎる
3杯が限界だった。
「どうやって家に帰ったのかが思い出せないんだ。」ブランシスコ氏は語る。「でもいつの間にやら家には帰ったんだよな・・・まあ多分歩いて帰ったとは思うんだけど。記憶が飛んで・・・幸いなことに朝、ベッドの上で目覚めることはできたけど。」
二日酔いの影響で酷い頭痛もあったが、幸いなことに次の日は休日だった。
「割に合わないね・・・飲んでいて始めの頃は楽しいんだ。でもその楽しい時間は一瞬で終わってしまう。その後にやってくるのは最悪の時間・・・いや、“回復時間”とでも言うべきか。んでもってその回復時間の方がすっと長く続くんだ。」
ブランシスコ氏は以前はもっと多量のアルコールを飲んでいた。しかし、それも遠く昔のこと。年老いた今、彼の限界はビール2杯となってしまった。
「全ての問題には解決策があるはずさ。」ブランシスコ氏は強調する。「それはこの問題にしても例外じゃない。お酒を飲む事で苦しむのら、それは明らかに問題・・・早急に何か対処法を考えないと。ぐずぐずしている時間は無い。完璧な解決策を見つけるのは非常に困難なことだけど、何とか探してみるよ。自分の全身全霊を使って、誰もが納得ができる様な最高最強な解決策を必ずー」
単に飲むのを止めれば良いじゃないか!!
平成21年12月10日 スクープ・ブランシスコ、集団展覧会に出展する
タイミングが全てだ。
サンフランシスコ中心部に位置するアムステラダム・カフェにて開催されている壮大な芸術展覧会、“愛を作るひと、罪を作るひと”にてスクープ・ブランシスコが最新の作品を出展した。
「これらの作品はこの展覧会の為だけに創られたのさ。」ブランシスコ氏は語る。「私がこの展覧会のテーマ、“愛を作るひと、罪を作るひと”を聞いた際、同一人物によって行われる2種類の行動が頭に浮かんだ。自分は愛を作る側か、罪を作る側か、自問自答する人は多いが、私が思うに誰でも両方の要素を持っている。時に人間は優しく、愛を想い、愛を作る。またあるときは人間は意地が悪く、ずる賢くなり、罪を作るだろう。それが自然さ。完璧な人間なんていない。もしも誰かが自分は完璧だと唱えるなら、それは嘘だね。完璧になるなんて不可能なのさ。私がこの作品では愛を作る要素と罪を作る要素・・・その両方を表現したかった。」
この展覧会のオープニング・セレモニーは3日前の12月7日に行われた。
「ただし、大人になるには完璧であるふりをしないといけない。耐える事で・・・“愛を作る側”を常に見せる様に。それが無難と言えば無難さ。」
平成21年12月9日 スクープ・ブランシスコ、リン・ルース・ミラーにインタビューされる
平成21年11月9日、スクープ・ブランシスコが場所はサンフランシスコ中心部に位置する居心地の良いMELT!レストランにおいて敬愛なる美術家、女優、コメディアン、詩人、作家、ホスト、そして料理人であるリン・ルース・ミラーにインタビューされた。(レストランのホーム・ページはコチラ)
「インタビューはまあまあ上手く行ったんじゃないかな。」ブランシスコ氏は語る。「まあ、そういうこと。」
「それに」ブランシスコ氏は加えた。「彼らのフォンデュは大したものだったよ。いや、実際に食べたわけじゃないけどね。匂いを嗅いだだけでも分かるのさ。」
インタビューの内容はコチラ。
平成21年11月14日
スクープ・ブランシスコ、スパに古い作品を飾る
時は来た。
スクープ・ブランシスコがサンフランシスコ市内のインテグレイティブ・スパにおいて古い作品を数点、飾った。
「これらの作品はスパに飾られるため・・・それためだけに作られたのさ。」ブランシスコ氏は語る。「観る者にくつろぎの時間を与える・・・そういう意味では、インテグレイティブ・スパの様なしっかりしたスパに飾るには理想的といえる。」
スパに飾るために作られた?数年前にこれらの絵を描いた際にはそんなことは一言も聞いていなかったが・・・
「全ては自分の頭の中にあった。」ブランシスコ氏は頭を指差した。「それに、ここは素晴らしいスパなんだ。個人的にどのサービスも試したことは無いけど、スタッフは最高だし、ここの肌トリートメントはとてつもないよ。それとワックス・サービス各種も外せないね。」
あなたがもし同時期に視覚的、身体的、そして精神的な安らぎを求めているのならサンフランシスコ市内のインテグレイティブ・スパは要チェックだ。
彼らのホーム・ページはこちら: www.integrativespa.com
21年11月3日
スクープ・ブランシスコ、NIPAFでまあまあのパフォーマンスをする
平成21年9月29日、NIPAF(Nippon International Performance Art Festival)においてスクープ・ブランシスコが“変化:芸術スピーチ −芸術、芸術家、そして社会の今と昔−”のパフォーマンスをお披露目した。
何?もう11月だっていうのに、なぜに一ヶ月以上も前に起こったことを今更書いているのだろうか?
それはタイピングの速度が異様に遅かったからだと言わざるを得ない。
パフォーマンス自体は成功だったと言って良い。ブランシスコ氏は最近の芸術家や社会の現状、そして芸術家が社会の中でどの様に扱われるべきかをスピーチを通して伝えた。
「結局はね、」ブランシスコ氏は語る。「表現方法において直接的で早く、容易に理解し易い“言葉”ほど強力で頼り甲斐のあるものは無いと思う。」
それでは、絵画はどうなるのだろうか?絵描きにとって絵を描くのが芸術的な表現方法の全てでは無かったのか?
「うーん・・・まあ、万事流転するものと言うか・・・私が文字(話す事)が一番効果的だと言えば、そうゆうものなのだよ。分かったかい、君?」
パフォーマンス・アートという分野自体はそのユニークさからか、それが何かと単純に表現するのは難しい。
「フェスには他に何人もパーフォーマンス・アーティストがいたさ。」ブランシスコ氏は語る。「でも彼らのパーフォマンスを生で見たときの衝撃、その感覚というのを上手く説明するのは難しいんだ。」
そう、パフォーマンス・アートの醍醐味をはそこにある:ライブで、生で観るしかないのだ。アーティスト、観客、その一つ一つの動き、濃度、静けさ、音、そして予想外の事故・・・たくさんの要素がその場所と空気、空間を普段の生活では観られない様な異質なものに変化させる。そしてその場で感じるものはもしかしたら、いや、大きな確率で、確実に観る者の人生観をドラマティックに変えるものとなる。
「だから、」ブランシスコ氏は言う。「道を歩いていてNIPAFの看板を見たときには、躊躇しないで飛び込んでみることだね。」
平成21年9月24日 スクーブ・ブランシスコのオフィシャル・サイトを開設する
別に誰からも期待されたわけではないが、スクーブ・ブランシスコが自身初のオフィサル・サイトを開設した。
「人類にとっては微々たる一歩だけど、」ブランシスコ氏は語る。「私個人で言えば非常に大きな一歩だよね。」
ブランシスコ氏はかなり頻度でこのサイトを更新する予定である。「まあ、」彼は語る。「所詮は予定だけどね・・・現時点での。結局のところ、将来的な更新頻度ってのは私の経済的状況と精神的な状態で決まってくると思いますが。」
過去を遡ってみると、ブランシスコ氏が公約したことを守るのは非常に稀である。「まあ今回はね、前と同じ様な間違いを犯さない様に気を付けますよ。」
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